対抗三色には、カードの選択肢はほぼありません。唯一WBGに二枚あるだけです。

報復するものオロス/Oros, the Avenger ☆☆☆☆
 除去能力を持つジェネラルの中でも破格の強さです。トークンをばらまくデッキなどにつきささることでしょう。

夢見るものインテット/Intet, the Dreamer ☆☆☆☆
 コスト踏み倒しが可能であり、加えて複数回起動できると最早何のことやらわかりません。

壊滅させるものヌーマット/Numot, the Devastator ☆☆☆☆
 誰の土地でも破壊できるため、誰か一人でもブロック出来なければ悲惨なことになります。WURの組み合わせもパワーカード揃いですので、良いデッキに仕上がることでしょう。

狩るものヴォラシュ/Vorosh, the Hunter ☆☆☆
 ほかに選択肢はないという点で五つ星ではあるのですが、他のカードと比べると見劣りするのは緑という色の仕方ないところでしょうか? 育てあげて21点叩き込むとよろしいかと思います。

包囲の搭、ドラン/Doran, the Siege Tower ☆☆☆☆
 テネブでなくドランを採用するという場合は、おそらく多いでしょう。無論どちらがよいかは場によると思います。(相手が熱を帯びた夢、萬迩智/Mannichi, the Fevered Dreamデッキとかだったら、考えただけで身震いがしますね)

収穫するものテネブ/Teneb, the Harvester ☆☆☆☆
 これも誰の墓場からでも釣れるので、一人でもブロック出来なければ、良く分からない場の完成です。
メリット
 全体除去の白、優秀生物を持つ緑、とどめの火力の赤と殴りつけることに定評のある組み合わせです。

デメリット
 火力で焼けない大きさの生物やドローサポートなどで取られるアドバンテージを取り返すことが容易にできないのが難点です。


Hazezon Tamar ☆
 能力は書きません。どうでもいいからです。

Jacques le Vert ☆☆
緑生物を+0/+2と悪くないとはとても言えないレベル。ほかの選択肢に向かってください。

ヨハン/Johan ☆☆
 能力はよく間違われますが、「ヨハンが戦闘に参加しないことを選べば、ほかの生物にヴィジランスを付与」です。どうでもいいですね。

アニマのメイエル/Mayael the Anima ☆☆☆
 パワー5を超える生物を重点的にデッキに組み込むことで、カードアドバンテージエンジンとして活躍できる一枚です。

パラディア=モルス/Palladia-Mors ☆☆
 トランプル能力のダメ押し加減が刺されば、勝てる。無論除去されやすいのは間違いないです。

煽動するものリース/Rith, the Awakener ☆☆☆☆
 RGWという組み合わせでちゃんと飛んでいるというのは、高評価につながります。
 トークン生成能力も十分な活躍をしてくれます。

霧を歩むもの、ウリル/Uril, the Miststalker ☆☆☆☆
 一方通行は最強能力とと言ってもよいもので、特に青黒の組み合わせにとっては恐怖以外の何物でもないでしょう。育ちきった時には誰にも手がつけられなくなります。
 怨恨/Rancorなどの使いまわしできるカードやビーストギミックなどでサポートしてやればよいところまで行くと思います。

メリット
 単体除去に優れた黒赤と優秀な生物を持つ緑の組み合わせは、どの環境でも脅威です。
 壊せないものはなく、ボードコントロール力には定評のある組み合わせです。

デメリット
 全体除去やドローサポートに乏しく、わかりやすいアドバンテージを取りに行き難いのが難点です。


Adun Oakenshield ☆☆
 タップ能力で生物疑似回収というのは中々素晴らしいですが、コストが難点といわざるを得ません。

Bartel Runeaxe ☆
 オーラ呪文の対象にならないそうです。

点火するものデアリガズ/Darigaaz, the Igniter ☆☆☆
 能力はおまけ程度としても、サイズ、コストともBRGという組み合わせの中ではトップレベルと言えます。

ジャンドの暴君、カーサス/Karrthus, Tyrant of Jund ☆☆
 対ドラゴンデッキ用最終兵器。 末裔デッキなどに対する回答としては、どうみてもオーバーキルです……

血編み髪のクレシュ/Kresh the Bloodbraided ☆☆
 回避能力がないのが残念ですが、致命的なまでに育ちます。しかしそれだけです。

死の守り手、セックァー/Sek’Kuar, Deathkeeper ☆☆
 能力はうまく活用してやることで、有利に働くことは間違いないです。ただ元のサイズやコストに難があります。

暴虐の覇王アスマディ/Vaevictis Asmadi ☆☆
 マナのある限り好きなだけパンプできます。おめでとうございます。21点分用意して殴ってあげるとよいです。

ジラ・エリアン/Xira Arien ☆☆
 レジェンド昆虫となった飛行生物、タップでドローと弱くはありませんが、三マナかかります。 
メリット
 ドローサポートの青、単体除去に強い黒赤のデッキはボードコントロールに優れ、素早く殴りぬけることができる組み合わせです。

デメリット
 マナ安定化能力の欠如とエンチャント/アーティファクト除去の薄さです。


粛清するものクローシス/Crosis, the Purger ☆☆☆☆
 UBRという組み合わせは除去されにくく、またタフネス6も中々のものです。能力もボディブローのように効いてくるよいものです。

疫病の女王、ガルザ・ゾル/Garza Zol, Plague Queen ☆☆☆
 速攻と飛行を備え、カード補充能力も持ち合わせる強生物ですが、七マナと重たいのが難点です。

Gwendlyn Di Corci ☆☆☆
 タップ能力でランダムディスカードと中々悪くない能力を持つ生物です。生き残れば場を制圧できる一枚になりえます。

Lord of Tresserhorn ☆
 何度も出したい人はいないでしょうし、そもそも出てうれしいほどのスペックではありません。

工匠の神童、ミシュラ/Mishra, Artificer Prodigy ☆
 ハイランダーでなければ活躍できる素地を持っているのですが、残念ながらお呼びがかかることはないでしょう。

ニコル・ボーラス/Nicol Bolas ☆☆☆
 エルダードラゴンシリーズの中では最優秀と評判ですが、重たさがネックです。場に出れば、試合を恐怖で支配できるでしょう。

裏切り者の王、セドリス/Sedris, the Traitor King ☆☆
 専用にデッキを構築してやれば、うまく回すことができるでしょう。Evokeシステムなど墓場に落とすおまけとしては悪くない一枚です。

沼地の王ソルカナー/Sol’kanar the Swamp King ☆☆
 黒いカードの多い環境では無類の強さを発揮します。沼渡りもヨーグモスの墓所、アーボーグ/Urborg,Tomb of Yowgmothなどで致命的な回避能力となりえます。

Tetsuo Umezawa ☆☆☆
 立っているだけで、戦闘を躊躇させるカードです。無論タップ能力ですので過信は禁物ですが、有利な場を作るのに向いています。

スラクジムンダール/Thraximundar ☆☆☆
 除去能力を持つ速効生物と中々頭の痛い存在ですが、重たいことが難点です。
メリット
 全体除去の白、ドローサポートの青、単体除去・ハンデスの黒とコントロール要素の強いデッキを組みたい方にお勧めです。また、青黒デッキの欠点であるエンチャント/アーティファクトに対する備えも白を追加することで改善されます。

デメリット
 緑を組み込めないため、マナの安定に不安があります。また、コントロール型の場合、攻撃が集中すると対処しきれないこととなる場合が多いです。


クロミウム/Chromium ☆☆
 飛行を持つことの評価で☆が追加されているようなものです。他のカードを使うべきです。

黒き剣のダッコン/Dakkon Blackblade ☆☆☆
 軽いジェネラルとはまた違った運用法で使われる一枚です。WUBのコントロール能力で場が定まった後にプレイされると、数ターンのうちに決着がつきます。

追放するものドロマー/Dromar, the Banisher ☆☆☆☆
 単色/五色デッキユーザーにとっては恐怖の的です。ただ四人いれば二人は青いこの環境では有効に能力を働かせ難いという欠点をもちます。

堕落した者アーテイ/Ertai, the Corrupted ☆☆☆
 場にある繰り返し使用可能な確定カウンターといえば、最強カードですが、タップ能力であり、またパーマネントリソースを消費するので、何らかの補充手段が必要不可欠です。

Halfdane ☆
 多層の戦士となってよかったですね。

Lady Evangela ☆
 戦闘ダメージ軽減はやはりジェネラルの持つ能力としては非常に物足りません。

メリーキ・リ・ベリット/Merieke Ri Berit ☆☆☆
 繰り返し利用可能な生物を奪う効果は、面倒なことになります。軽く場に出しやすい反面、除去されやすいという点も見過せません。

センの三つ子/Sen Triplets ☆☆☆☆
 場にあり続けることはまずないでしょうが、生き残れば異常なアドバンテージを稼いでくれます。

覇者シャルム/Sharuum the Hegemon ☆☆☆☆☆
 ハイランダーですので、ぐるぐる回すコンボはできませんが、だからどうしたというのでしょうか? 環境には異常な強さを誇るアーティファクト群がひしめいています。 ようやく破壊したアーティファクトを使いまわされることを考えるだけで嫌気がします。

結界師ズアー/Zur the Enchanter ☆☆☆☆
 3マナ以下のエンチャント・カードは強い物が多く、特にWUBには集中しています。長く生き残れば生き残るだけ、勝利が近づくカードです。
メリット
 無論言うまでもなく禁止カード以外のカードプールを利用できることに尽きます。
 四色以上にまたがるコンボや個人的に使いたいカードがあるが色制限と合わないなど、さまざまな問題をクリアしてくれるのが五色デッキです。
 と、カジュアル的な意味では上の通りなのですが、ここで問題となるのが五色デッキ(に限らずEDH全般)には二つのデッキパターンがあるということです。

 ひとつはプラン先行型。
 比較的カジュアルな構築手法でジェネラルを核としているのが多いです。
 五色デッキの場合はスリヴァーの首領/Sliver Overlordデッキや刈り取りの王/Reaper Kingデッキなどが該当します。
 デッキ構築時の手間が少なく、カード資産に左右され難いです。

 もう一つはグッドスタッフ型。
 パワーカードのみを入れた純粋に強いデッキです。この場合はジェネラルの存在はほぼ空気となり、五色のカードプールを使いたい人向けとなります。
 ジェネラルは何でもいいですが、クロウマト/Cromatやアラーラの子/Child of Alaraなどを用いることが多いようです。
 デッキ構築時はカードリストを総点検しなくてはいけませんし、カード資産も十分なものである必要があります。

デメリット
 これも言うまでもなく、マナの供給問題です。
 強いマナソースが存在するとはいえ、マナ事故の不安は常に存在します。
 緑を中核に据えたり、フェッチランドを投入したり様々に改善することは必須事項となります。

ジェネラル評価 [五色版]

アトガトグ/Atogatog ☆
 五色カードの中で最もどうでもよい一枚です。エイトグを中核としたデッキを五色にする意味がわかりません。青黒で組むべきです。

アラーラの子/Child of Alara ☆☆☆☆
 五色カードの中でも、出して強いカードの一角です。プレイしうるデッキ構成になった場合役に立つのですが、死ぬことにより能力が誘発するため、何度も使いづらいのが難点です。

クロウマト/Cromat ☆☆☆☆
 複数の能力を持つこのカードで最も強いのは、ライブラリトップに戻る能力です。プレイすることを念頭に置くならば、選択肢の中でも高い位置に入るでしょう。

概念の群れ/Horde of Notions ☆☆☆
 エレメンタルカードはローウィンの参入を経て、非常に強化されており、アドバンテージを稼ぐには持ってこいです。また速効を持っていることも、様々に除去されやすい環境では強い点です。

邪神カローナ/Karona, False God ☆☆
 相手の手に渡るというのは今一つ意味のわからないカードですが、最後の一押しなどで活躍するカードです。場をじっくり固めた種族のよったデッキは、しかし複数いるであろうロードで足りないということはないでしょうから、使われないとは思います。

大祖始/Progenitus ☆☆☆
 プロテクション(すべて)は生物としてはトップクラスの存在です。プレイできるのならば、速やかに試合を終わらせてくれるでしょう。ただEdict系の「生贄に捧げる」除去や全体除去は氾濫していますし、カウンターを積むデッキも多いので、十マナはやはり鈍重です。

刈り取りの王/Reaper King ☆☆
 案山子デッキ以外に活躍できそうにない一枚です。無論、少々の色事故があっても場に出せるのは五色デッキとしては利点ですが、

始祖ドラゴンの末裔/Scion of the Ur-Dragon ☆☆☆
 五色ということで、対抗三色ドラゴンなど、場に影響を及ぼすカードにアクセスできるのは強みと言えます。また、墓場に送ったドラゴンカードを場に出す手段も豊富なので、序盤を如何に耐えしのぐのかが鍵となります。

スリヴァー軍団/Sliver Legion ☆☆
 スリヴァー専用の旗印/Coat of Armsです。無論殴りきるという点では、ほかの二者に優先しますが、除去の氾濫した環境であることを考えると、採用には躊躇しますし、スリヴァーデッキという意味では、首領/女王に優先するほどでもないでしょう。

スリヴァーの首領/Sliver Overlord ☆☆☆
 スリヴァーデッキの核となるカードです。サーチ能力は強力の一言。また、スリヴァーのカードプールも三度の収録を経て非常に強化されています。

スリヴァーの女王/Sliver Queen ☆☆☆☆
 スリヴァーデッキという意味では、首領に一歩劣るものの、トークン精製能力は圧巻です。マナの伸びやすい環境であり、場がこう着することもしばしばですので、彼女の恩恵に与かるものは幸運でしょう。
・ひとまずの目標は各色のジェネラル候補カードの紹介と点数つけ

・概ね非カジュアル(所謂ガチデッキ)の立場から考察する
 というのも、現行のEDH環境はどうみてもパワーカードデッキのほうが強いこと、またネタジェネラルはいいものだが、そういうデッキを組みたい人は自分で探してみたほうが往々良い結果を生むことなどがあるため。

・評価は五段階。全体的なカードパワーで評価するよう努める
 例えば、対抗三色カードは6種しかないため、言わば全て五つ星ではあるが、強いカード弱いカードは存在するので、こういう形をとった。
 追加要素として、0点カードがあり得る。
 それは自己のマナコストと能力の色マナ要求が矛盾しているカード5種類と禁止カード2種類、出すことができないカード2種類である。
 他はいかに弱くても一つ星をつけた。

・以上が終われば、細かな戦略についても述べていきたい。
 例えば、普段の対人戦とは違う多人数戦ならではの機微が存在することや、あからさまに強い色の組合せ、協調を取るための姿勢などである。

・目的としては、野心目標:EDHの参加人口の微増がある。
 少しでも興味をもたれた方は、大会のサイドイベントなどに参加してみてほしいと思う。
 (正直、同じ人ばっかなんですよね参加者)

・気が向けば、デッキプランなども用意する所存だが、どこまでの時間があるかどうかは今後次第なので、あまり大口をたたかないように口をつぐむ。

・ということで、第一弾3色以上のカードについて投稿したので、ご意見ご感想訂正など書き込んでもらえればと思う。

・一定以上需要があるようなら、EDHウィキでも準備するかもしれない

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